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ruimamaリポート 牟礼町ドライブ 2004.4.29


今週のruimama

 一昨日、ひさびさに仲良しのプロデューサーと朝まで遊んだ。
 一旦酔っぱらって、それが覚めたところでもう一回飲み直して、常に覚醒状態を保ちつつ遊ぶという「遊びの王道」を未だ続ける私たちです。

 ま、こうやって、気持ちやら行動はワカモノにも負けないのですが、ときどきシラフになるたびに「この肉、どうにかならんものか」と緩んだ腹を互いにつまみあう悲しさ(涙)。ま、いいんだけど。

 明け方まで彼と語り合い、牟礼のまちづくりに参加してるのという話をすると、まちづくりっていうのは一番やっかいな仕事なんだよと教えられました。

 なんといっても動きが見えにくい。

 動きが見えない仕事っていうのは、どうしても疲れやすくなります。

 執行部のみなさん、町のみなさん、関わった全てのみなさんのモチベーションが、なるべく下がらないように、おもしろいこと書いていけたらなと思いますが、「ruimamaくらい飽きっぽい人いないわなっ!」と、ライブハウスのお兄ちゃんにまで言われてしまう私だから・・・。

 

 

 

 

小松島の義経像(提供 中島さん)




源平をかたるなら、小松島から屋島まで東讃地区を全て巻き込むものにしなくてはいけないのではないか?

 

 前回のリポートのあと、いろいろな方からご意見をいただきました。
 牟礼を語るならば、石だけでは片手落ち。
 源平を語るならば、牟礼だけでは方手落ち。

 つまりは、牟礼をとりまく周辺地域、人、歴史、産業をぜ〜んぶひっくるめて考えていかないと、まちづくりなんぞはやれないんじゃない?ということです。

 


意識の「ズレ」について。

 そして、もう一つは、私のように楽して楽しみたい人間と、きちんと文化を知りたい方とでは、少し「ズレ」があるということ。

 私は、「石の民俗資料館」が担当ってこともあって、あそこに続く細いくねくねした坂道を車でドライブしながら、空に向かって行くイメージをふくらませ音楽にしようとしていますが
   「ドライブ!」(仮) 曲:eoss 

 源平史跡を活用しよう、もっと知ろうと考える方は、自転車や徒歩で一つ一つを回って、歴史を肌で感じてみようと考えていらっしゃいます。

 この「ズレ」を、感覚の違い、年代の違いと捨て置くことは簡単ですが、この「ズレ」こそが、なにかを生み出す力になるような気がしています。

 「ズレ」は出さない限り見えないものです。

 一昨日、真夜中に乗ったタクシーで、運転手さんが、「(サンポートは)ビル建ててくれるより東京タワーみたいなん建ててくれたらよかったのにのぅ」と言いました。
 私は目がテンになったけれど、運転手さんはそう思ったわけで、意見ていうのは千差万別、正解ってなく、こうして恐れずに出してくれたことで、私は思いがけない意見を知ることになりました。(でもさ、塩害だらけのサンポートに鉄むきだしのタワー建てるんは・・・錆びて崩れ落ちるんちゃうん?)

 


町を愛そう!

 

一番最初にリポートしたときの「もやもや」の出所は、「無用な遠慮」ではないかと思うのです。
 相手のことを考えない「無遠慮な発言」(事務局長をやってくれている熱くて優しき中村くんは、そのことでとても心を痛めていましたが)というのは、人を傷つけるし、よくないけれど、「遠慮」の顔をした「無関心」は停滞・衰退の原因になるかもしれません。

 私には、難しいことはさっぱりわかりませんが、関わった以上は「牟礼」という町を愛して行こうと思うし、「牟礼」を楽しんでもみたいと思っておりまして、今まで興味の外にあった「源平」のことも「石」のことも、ここでできたお友達に教えていただきながら知っていけたら、何も知らなかった頃より、人生の楽しさ倍増であろうと思うわけです。

 


 さてさて、今回のコースは、
「石の民俗資料館 若葉篇」

 石、石、源平、源平とケンケンガクガクやっておりましたが、民俗資料館のまわりには、オゾン一杯の緑が溢れています。

 この時期は、閉館の5時を過ぎても明るく、公演で遊んでいた子供達が帰ってしまうと、ほんとに静かで落ち着いた場所になります。

 日本庭園という当たりには、水は流れていませんが(流れて欲しいよ なんで流さないの? 水不足とか、そういうことですか? 切望)滝状に水が流れるようになっていて、東屋もしつらえてありました。

 木陰の東屋で、のほほ〜んとしていると「こんこんこんこん」と規則正しい仕事の音。
 「キツツキだ」
   (どこかに写っているはず ほほほ)

 ウグイスやキツツキなど、気軽なバードウォッチングだってできるのにね。
 

緑をすり抜ける風、気持ちいい


ここに水が流れるといいのにと


キツツキ(みえんし・・・)

 


  

 

 

  展望台から見える高松は、瀬戸内独特の柔らかな色が重なり、これはねぇ、太平洋にも日本海にもない誇れる風景です。山をみても、海をみても、優しい。

 展望台には、石を使った道具がさわれるようになってまして、いぉちゃんはご機嫌さんでした。

 

 

 で、この石臼は、何に使うんですか?

 

展望台を降りる坂は、緑あふれて、なかなかよいですよ。
 ちょっと、階段にしている枕木が、壊れ欠けていたけど・・・

 


  


展望台にいる石の音楽家

ちとエロティックかも・・・

不思議がるいぉちゃん

木の陰にかくれてます

猫なぁ・・・

 

 

石の芸術作品群

 前回見られませんでしたから、今回は頑張ってみましたとも。

 おもしろいですよね。
 こういう大きな作品は、見てて開放されます。
 だぁ〜っと、体の力抜いて、しばらく眺めていたいとは思いませんか?
 道淵じゃなく、石と対面するように、石のベンチあればな・・・

 

これらは、ごくごく一部。

 歩くのを拒否した私の靴で行っても見られたものたちですな。
                             
   

 
 資料館は、ほんとに綺麗なんです。
 
 

 

 だから、ちょっとでもゴミが落ちてると、とっても目立つ。  
 捨てるなよ!

 で、ゴミ箱ありますか?  解らなかったんですが・・・

 





 


ruimamaリポート
 むれ源平まちづくり協議会って?
 
 4月17日、木田郡牟礼町(高松市になるかもしれないという噂もでている)「石の民俗資料館」で開催された「むれ源平まちづくり協議会」に参加しました。
 コトデン八栗駅周辺を整備し、石の里としての景観を見直し(原風景回帰?)、源平史跡をもっと活用し、石の民俗資料館の有効利用をしようというようなことだったらしいのだけれど、パワーポイントで説明を受けた構想案をみても、なんかいまいち言いたいことが「もわもわ」としか伝わらなくて、ruimamaさんとしては「なんか、わから〜ん」。
 
 そのあと、このまちづくりのアドバイザーとなる東洋文化研究家のアレックス・カーさんの講演会があって、日本がどれほど「町おこし」という名のもとに、日本の文化を壊し不必要なものを作ってきたかというお話。
 アレックスさんのお話はソフトで、日本の文化破壊の現状をわざと(わかりやすくするために)デフォルメしてお話されていたので、いささか退屈気味だったみなさんからも笑い声が・・・。

 ただ、この講演内容と、駅前に「祈り岩」のレプリカを作ろうとする構想案って、あまりに矛盾していないか?と、思ったのは私だけだったのでしょうか????

うどん「山田屋」


お土産屋さんの「よもぎもち」


 牟礼町にはいったとたん、看板や電線をなくしたいと考えているアレックス・カーさんが見たらどう思うかというくらい丁寧な、うどんの「山田屋」さんまでの「道しるべ看板」がつながるので、「山田屋」さんには、なんなく到着。
 こちらは「釜ぶっかけ」がイチオシだそうで、讃岐在住1週間目のeossくんは、当然「釜ぶっかけ」をご所望。
 感激のあまり、顔が・・・じぃさんになってます。

 「山田屋」さんに比べて、「石の民俗資料館」の道しるべの不親切なこと・・・(涙)。


 「山田屋」のあとは、「ケーブルカー」に乗って「八栗寺」へ。
 ケーブルカーは、発車間近ですよ〜とせかされ、あわてて往復のチケットを購入。
 けれど、お寺から新緑の道を散策していると、そのまま住宅の間をぬけて下り道に繋がり、近所のおばちゃんから「ここからケーブルの駅にもどるのも、歩いて下るも一緒やで」と教えられて、結局、下りはハイヒールの足で急な坂道を下山。
 しんどかったぁ(でも、途中みつけたお土産やさんの「よもぎもち」は美味かったです)。
 下の駅でチケットの払い戻しをしてもらったら、手数料だかなんだか50円取られて、なんかいまいち納得できないよ。
 周遊になってないなら、乗るときに言ってください。みんながみんな、ここに詳しい人じゃないんだから(高知からきたおじさんも、迷ってました)・・・それに、足下の準備だっているし・・・近所のおばちゃんが「道はええで」というとおり、舗装はされてましたが「急な坂」ですもの。

 でもま、それは、最初にちゃんと聞いて乗らなかった私にも非があるので致し方ない。

 ただね、ここで構想案にあった「レンタサイクル」って、利用されますか?
 こんなに坂の多い町に、そんなものを置いて「観光」に役立つのでしょうか?
 史跡は、坂の上にはないんでしょうか? 
 いろんなところに自転車を捨て置かれて、その収集に困ったりはしないのでしょうか?
 確か、ホールのある牟礼の公民館も山の上だったような・・・

 



 6つに分かれた分科会は「石の民俗資料館活性化委員会」に配属。
 その分科会に、当の資料館の館長さんは参加されておらず、いろいろご事情があって、遠慮されているらしいとの説明を受けたけれど、遠慮せずに積極的な改善にのりださないと、歳入をはるかに上回る歳出、それに18億もかかったという建設費用の返済は、こころもとないのでは??

 分科会でも、資料館の収入を増やしたいのか? 人を集めたいのか? いまいちはっきりしなくて、何から手をつけるんだろうと、またもや「もやもや」。
 牟礼は石の町で、石材業の方が多く、そういった方達のご苦労や歴史、石材加工などの知識をまとめるために、この資料館ができたのでしょうが、果たして石材業のみなさんが、ほんとにこれを必要としていたかといえば、そこもいまいち「もやもや」。

  
 そんなこんなで、とにかく、わからないことだらけなので、とりあえず「牟礼」を見てみようと思いたち、翌日(18日)、「牟礼町ドライブ」決行〜(やっぱり、どう考えても自転車じゃまわれないし!)


コトデン八栗駅












 


 駅前周辺の景観整備を案としてあげていたので、車を降りて、ちょいと散策。
 
 でも、八栗駅周辺って、民家が迫ってきていて、特別広い場所もないし、ここに公園のようなものを作ると、せせこましくならないですか??(駅前にあった、駐車場スペースを公園にするのかも)

 道に石を埋め込んで史跡めぐりの道しるべのようなものを作ると言っていたような(定かではないけど)気がしたけれど、道幅も狭いし、それなら、いっそ周辺だけでも石畳にしてしまうとかでは、いかんのでしょうか???(祈り岩のレプリカはいらないから・・・)

 いや、やっぱり、その前に、駅舎をどうにかしないと・・・だからって奇をてらいすぎて対馬に建ってしまったというモスクのような駅では困るけど。
 アレックスさんのパワーポイントを見て、みんな笑っていたけど、ああいう「考えすぎて、とんでもないものになった」ところは山ほどあると思う。高松にだって・・・東京にだって・・・

 

八栗駅前の川・・・





 


 川って聞いていたんだけど・・・これは明らかにドブでした・・・
 護岸はきっちりセメントで固められ、柵に守られ(いまいちしっかりはしてなかったけど)、まさに国土交通省の作品というかんじ(こういうところは、県の作品なのかも?)。

 この川は、見たくないなぁ・・・  


 時間の都合で、回ったのは3カ所だけなんだけど、民家の間にあるせいか、お洗濯モノが見えたり、向こうにスーパーの看板が見えたり、ゴミの浮いた用水池が隣にあったり。

 でも、生活されている人にとっては、史跡より生活が優先されるのは当然のこと・・・景観だけを優先したら、住みにくい町になってしまうかもしれないし、二つの折り合いってどうやってつけるのだろう。

 18カ所あるという「認定史跡」。これを有効利用ってことは、もっと「観光」に役立てるってことですよね? じゃ、人を集めるためには?
 ・・・と考えていったら、一番短絡的かつ現代的なのは「携帯電話のQRコード」。
 これを利用して18カ所全部制覇したら「達成認定のメール」を出して、「石の民俗資料館」でそれを提示したら、「石で作られた何かを差し上げる」

 こうやって、全てを回れば「いいこと」があると思えば、もう少し見学者が増えるかも・・・でも、それでは、結局1度みればおわりかもしれませんね。

 お遍路の道を繰り返しまわるのは、結願のときにはお願いが叶う(かもしれない)という付加価値が少なからず影響しているのでは?(もちろん、もっと神聖なものですが・・・)。

 サンポートの「さぬきプラザ」にあるノスタルジィな空間をおとずれたとき思ったけれど、歴史に浸るときは、その世界に「すっと入り込める工夫」が必要な気が・・・
 さぬきプラザは、はいった瞬間「昭和だぁ」と感激はしたものの、中途半端なんだよねぇ・・・
 「人員不足」なのか、どうしても「ITと組み合わさないといけなかったのか」、どんぶりを持たせてPCでクイズに答えさせる
 そんなことより、ほんとの紙芝居屋のおじさんや、古い形のおうどんやさんがいたほうが、ずっと心に残るのに・・・

 史跡めぐりも、緑の中とか幽玄な場所にあると、とってもはいりやすいだろうけど、牟礼町は高松の近郊ということもあって、たくさんの住宅ができ、史跡が、そこに遠慮がちに残っている状況なので、これをこのまま見て「歴史に浸る」のは難しいかもなぁ・・・
   

史跡めぐり










 

石の匠の里公園






 

 石の匠の里公園では子供達が結構きていて、「おおっ!」

 芝生広場の坂を滑り落ちる子供達の歓声(芝生は、ハゲハゲになってたから、公園管理の方がどう思っているかは不明ですが)は、元気があって良かったです。
 こういうところは危険もあるけど、一見安全そうに見えるショッピングモールだって、六本木ヒルズのような大人の場所だって危険は多いわけで、こういうところで遊ぶのって大事ですよね(・・・って、遊ばない私がいうのもなんだが)
 バトミントンの道具なんかも無料貸し出しているらしく、まわりに無駄遣いしそうなコンビニやファミレスもなく、家族でお弁当もってドライブがてらやってきて、体を開放させましょう〜。

 うちは、小さな子供がいなかったので、eossくんを遊ばせてみました。
 

 会議の日は、夕方から夜にかけてだったので、会議終了後外に出て、資料館の玄関にたったとき広がる美しい夜景に「すてきぃ」「綺麗」の声があがっていましたが、昼間も、資料館前から高松をみると、広々していい感じ。

 ここは、決して無駄な空間ではないですよ。

 資料館の中身も、「ありきたり」との声もあるでしょうが、資料館として必要な部分も多かったと思うのです。

 夜、道に迷いながらロビーコンサートに来るばかりで、変形のロビーが「見にくい」「聴きにくい」とぶ〜ぶ〜いってましたが、ここはコンサートをやるために作られたものじゃないので、それはおかど違い(反省します)。

 で、今回、はじめて200円の入館料を支払って「資料館」の中をみたのですが、資料館好きの私としてはそれなりに楽しめました・・・が、同じ展示なら二度はこないだろうな・・・。
 
石の民俗資料館





 
石の民俗資料館(標本石)








 

 各種の石の標本(?)として並ぶこの石たち。
 これは、いただけないな・・・
 これじゃ、お墓の展示場じゃないですか・・・?

 パンフレットを見ると、たくさんの芸術作品も点在していて、それをゆっくりみてまわることができれば、楽しいと思うのですが、いかんせん「広い」。階段登ったりおりたり、坂のぼったりおりたり、気持ちいいかもしれませんが、アスレチックじゃないんで・・・

 石っていうのは、大地の象徴だと私は思うのです。

 彫刻の美術性の高低がわかる人は、たぶん、ほとんどいません。
 (ここは、石屋さんの町なので、「いい仕事」だっていうのがわかる人は多いと思いますが)

 それならば、小難しいことを考えず、石のもつ豊かさをゆっくりと時間をかけて眺めて、ほっとひと息つく場所になったほうがよいのでは。
 この彫刻の設置場所は、この場所でなければだめだったんです!というものも、確かにあるに違いないのでしょうが、どうも「見る」より「探して」楽しむ、子供むけの配置のような気がしてなりません。

 この資料館(野外の石の彫刻も含めて)は、「すごく元気な人」にはいいと思うんです。
 でも、元気じゃない人も、大地の元気をいただくために、石の彫刻見たいと思うじゃないですか。

 そんな私たちを、迎え入れてくれるような「懐」になってはくれませんかね?

   そして、やっぱり、イサムノグチの庭園美術館と連絡を密にして、ふたつ一緒に進めないと。
   


 そんなこんなで、牟礼町ドライブ(第1回目)終了〜

 

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